=トンプウブログ=
Web shop "中華雑貨 東風" の店主の雑記帖です♪
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4/25の記事に「危うく中国から小包が送れない事態に」なんて
ことを書きましたが、本日はそのことについて。少し長いかもw
そもそも中国の郵便局は、日本に比べてえらく手間のかかるとこ
ろです。私がよく利用するのは割と大きな郵便局で「4回は並ば
ないといけない」めんどくささです。場所によっても違うと思い
ますが、そこでの流れはこうです。
1:小包ラベルを買う(有料です。1枚2元も取る=3)
2:段ボールを買う(持参のものを使ってもOK)
3:箱の中身のチェックをしてもらう。問題なしだと、係員にガ
ムテとかヒモやらで梱包される(これも有料。8元もする。
誰も頼んでいないのに。しかも梱包が雑。)
4:国際郵便の窓口で発送の手続き
これだけを見ればどうってことなく感じられるでしょうが、この
4行程、すべて窓口が違い、まあ軽く1時間はかかります。ほら
例の「割り込み」とか、局員から「○○の確認印がない。もう一
度あっちでハンコもらってこい」とか、そういうのでいちいちス
ムーズにことが運びません。
さて、ここまでは「前フリ」ですw
本題はここからです。
この4行程を一気にやろうとすると、かなり精神的にやられるの
で、ある日「行程1」だけを先に済まそうと思い、以前書いたラ
ベルを持っていって、これと同じ用紙をくれと伝えました。
するとそれを見て、
係員「これ住所が青森になってるけど、確か青森へは地震のせい
で荷物は送れないはずだよ」
私 (えっ、そうなの?!と動揺しつつ)「まさか。今はもうか
なり復興して(←うそ)問題ないんだよ」
係員「ふう〜〜ん。。。」
あぶないあぶない!!そうか!地震のこと忘れてた!でも送れな
いはずないよ。ったくいい加減なんだから。そうか、漢字で宛先
書くと面倒なことになるかも。英語で書いて明日出直そう。
そして翌日、英語で記入したラベルを持参して「行程3」で係員
に見せると、
係員「これ日本のどこ?」
私 「(日本語で)アオモリ」
係員「はあ??」
私 「ア・オ・モ・リ。アンダスタ〜ン?」
係員「・・・何言ってんだかわからん。」
結局この係員は「アオモリ」が「青森」のことだとはわからなか
ったので、しょーがねーな〜、って感じで渋々だけどOKもらい
ました。やたっ!
でもそのあとこの人にさんざんぶつぶつ言われました。魔法瓶は
絶対壊れるぞ、俺は知らないよ、自己責任だからな、ここに書い
てる中国の電話番号も間違ってる、これはこの町の番号じゃない
グダグダグダグダ。。それでも私は中国語がよくわからないフリ
で押し通し、やっと「行程4」へ。もうすでに疲れたアルよ。。
そして行程4でも「これ日本のどこ?」
もう絶対教えない。言葉がわからないフリ。
そしたら私の後ろに並んでたおじさんが「あんたどこ出身?」と
聞くではないか。私が「リーベンレン」と言うと、「なんだ、普
通話がしゃべれないようだから広東人かと思った」だって。ここ
から私とおじさんと行程4の係員と世間話が始まるのでした。後
ろにまだまだ人が並んでいるというのに☆私の言葉がわからない
フリもどこへやら。誰もツッコミもしません。この辺が中国の愛
すべきところですが。
こんな感じで、向こうでの発送作業ってひと苦労なんです。う…
ネチネチ言われた魔法瓶は、先日壊れることなく届きました♪
どうだ、まいったか=3
中国の郵便局を利用する際は、とにかく「心を無にする」こと。
これが一番です。。
これが控え。こうやって赤い確認印を色々と押してもらわなきゃ
いけないんです。はあ〜お疲れさまでした〜。
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