忍者ブログ
=トンプウブログ=  Web shop "中華雑貨 東風" の店主の雑記帖です♪ 新商品入荷の情報などをお知らせしています。
[335]  [334]  [333]  [332]  [331]  [330]  [328]  [329]  [327]  [326]  [325

4/25の記事に「危うく中国から小包が送れない事態に」なんて
ことを書きましたが、本日はそのことについて。少し長いかもw


そもそも中国の郵便局は、日本に比べてえらく手間のかかるとこ
ろです。私がよく利用するのは割と大きな郵便局で「4回は並ば
ないといけない」めんどくささです。場所によっても違うと思い
ますが、そこでの流れはこうです。
 
1:小包ラベルを買う(有料です。1枚2元も取る=3)
2:段ボールを買う(持参のものを使ってもOK)
3:箱の中身のチェックをしてもらう。問題なしだと、係員にガ
  ムテとかヒモやらで梱包される(これも有料。8元もする。
  誰も頼んでいないのに。しかも梱包が雑。)
4:国際郵便の窓口で発送の手続き

これだけを見ればどうってことなく感じられるでしょうが、この
4行程、すべて窓口が違い、まあ軽く1時間はかかります。ほら
例の「割り込み」とか、局員から「○○の確認印がない。もう一
度あっちでハンコもらってこい」とか、そういうのでいちいちス
ムーズにことが運びません。



さて、ここまでは「前フリ」ですw
本題はここからです。



この4行程を一気にやろうとすると、かなり精神的にやられるの
で、ある日「行程1」だけを先に済まそうと思い、以前書いたラ
ベルを持っていって、これと同じ用紙をくれと伝えました。
するとそれを見て、

係員「これ住所が青森になってるけど、確か青森へは地震のせい
   で荷物は送れないはずだよ」
私 (えっ、そうなの?!と動揺しつつ)「まさか。今はもうか
   なり復興して(←うそ)問題ないんだよ」
係員「ふう〜〜ん。。。」

あぶないあぶない!!そうか!地震のこと忘れてた!でも送れな
いはずないよ。ったくいい加減なんだから。そうか、漢字で宛先
書くと面倒なことになるかも。英語で書いて明日出直そう。

そして翌日、英語で記入したラベルを持参して「行程3」で係員
に見せると、

係員「これ日本のどこ?」
私 「(日本語で)アオモリ」
係員「はあ??」
私 「ア・オ・モ・リ。アンダスタ〜ン?」
係員「・・・何言ってんだかわからん。」

結局この係員は「アオモリ」が「青森」のことだとはわからなか
ったので、しょーがねーな〜、って感じで渋々だけどOKもらい
ました。やたっ!
でもそのあとこの人にさんざんぶつぶつ言われました。魔法瓶は
絶対壊れるぞ、俺は知らないよ、自己責任だからな、ここに書い
てる中国の電話番号も間違ってる、これはこの町の番号じゃない
グダグダグダグダ。。それでも私は中国語がよくわからないフリ
で押し通し、やっと「行程4」へ。もうすでに疲れたアルよ。。

そして行程4でも「これ日本のどこ?」
もう絶対教えない。言葉がわからないフリ。
そしたら私の後ろに並んでたおじさんが「あんたどこ出身?」と
聞くではないか。私が「リーベンレン」と言うと、「なんだ、普
通話がしゃべれないようだから広東人かと思った」だって。ここ
から私とおじさんと行程4の係員と世間話が始まるのでした。後
ろにまだまだ人が並んでいるというのに☆私の言葉がわからない
フリもどこへやら。誰もツッコミもしません。この辺が中国の愛
すべきところですが。



こんな感じで、向こうでの発送作業ってひと苦労なんです。う…
ネチネチ言われた魔法瓶は、先日壊れることなく届きました♪
どうだ、まいったか=3

中国の郵便局を利用する際は、とにかく「心を無にする」こと。
これが一番です。。


これが控え。こうやって赤い確認印を色々と押してもらわなきゃ
いけないんです。はあ〜お疲れさまでした〜。





PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字    
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:


東風組合
このブログの母体 【中華雑貨 東風】 と
その仲間たちです。リンクフリーです。
SNS
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新TB
バーコード
Powered by ニンジャブログ Designed by ゆきぱんだ
★ 東 風 博 客 ★ All Rights Reserved
忍者ブログ // [PR]